2009年12月16日

『たきび』作詞者ゆかりの地 発車メロディーに採用

♪かきねのかきねのまがりかど……。JR中央線豊田駅(日野市豊田)で電車の発車を知らせるメロディーに、日野市ゆかりの童謡「たきび」が使用されることになった。早ければ年内にも流される予定で、地元住民らは「夢がかなった。市にゆかりのある曲を多くの人に親しんでほしい」と喜んでいる。

 「たきび」は1941年に岩手県紫波町出身の童謡詩人・巽聖歌(たつみせいか)が作詞した。巽は48年から68歳で亡くなる73年まで、日野市旭が丘に住んでいた。

 巽をしのび、98年に有志約15人で「たきび会」が発足した。翌年には地元の旭が丘中央公園に「たきび」の詩碑が建てられた。さらに、2006年からは旭が丘商工連合会が中心となって「たきび祭」を開催している。

 隣の八王子駅で05年に地元・八王子出身の中村雨紅(うこう)が作詞した童謡「夕焼小焼」が発車メロディーに採用されたことを受け、地元住民から「旭が丘に最寄りの豊田駅のメロディーに『たきび』が採用できないだろうか」との声が高まった。

 今年9月には、同連合会副会長の田中三雄さん(60)らが中心となって署名活動を実施。1か月ほどで約2300人の署名を集めて、市に要望した。

 市とJR東日本八王子支社が協議を重ねた結果、11月に採用が決まった。制作費約20万円は、全額市が負担した。

 今回の採用について、巽の長女、中川やよひさん(68)(あきる野市山田)は、「『たきび』は私が生まれた年にできた思い出の曲。この曲を聞くたびに、生前の父の姿を思い浮かべ、懐かしさでいっぱいです。本当にありがたい。天国の父に報告したい」と語った。
posted by sunshine at 08:12| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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